こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。

あなたはチェスで対戦をしている時に、以下のような経験をしたことはありませんか?

  • クイーンをただ取りされる
  • 「あーなるほど!」と指されてから気づく
  • 相手の狙いが分からない

実はこれ、全部私の経験談です。
チェス初心者の私の場合、頻繁に経験する出来事となっています。
特にクイーンを取られるのは致命的で、圧倒的に不利な状況ですよね。

今回の記事では、こういった状況を改善するための考え方(思考法)としてCCTを紹介します。
このCCTを意識することで、相手の盤面が見えるようになり、悪手を減らすことが期待できますよ。

CCTとはそもそも何?

CCTというのは、チェスで良い指し手を見つけるのに役立つ思考法。
ChecksCapturesThreatsの3つの略語です。

Checks(チェック)

Checksというのは「チェック」のこと。
自分または相手が、次にこちらのキングに対してチェックできるかどうかを確認することです。

Captures(駒取り)

Capturesというのは「駒取り」のこと。
次に自分または相手が何か駒を取れるかどうかを確認することです。
特に、クイーン、ルーク、守られていない駒をよく見ます。

Threats(脅威)

Threatsというのは「脅威」のこと。
自分または相手が脅威を与える手を考えることです。
初心者にとっては、ここが一番難しいですよね。

CCTがなぜチェス初心者に効果的なのか?

私のようなチェスの初心者というのは、「自分のやりたい手」を最優先に考えますよね?
でも、本当に強い人というのは、実は「相手が何をしたいのか」を先に考えるのです。

自分の都合のみを考慮して指した結果、相手の行動を考えることを忘れてしまいがち。
その結果、思わぬ反撃を食らって、形勢が不利になってしまうのです。

相手の狙いが何かを予想して、それに対する応手を見つける。
その癖を身につけるのが大事なのです。

私のチェス失敗談

私がよくやる大悪手の例としては…。

「相手の駒を攻められる!」と思ってクイーンを出したものの…。
すぐに取れる位置に置いていたためにタダ取りされるんですよね。
「あっ!」と思った時には手遅れです。

また、自分が攻撃しているつもりでも…。
ふと気づいた時には逆襲を食らって、一方的に攻められる展開に。
攻撃ばかりに目を向けていたために、守りのことをすっかり忘れていたのです。

あとは、1. e4 e5の後の2. Qh5が非常に怖いことです。
対処法を理解していれば問題ないのですが、間違えると大損害になります。
クイーンが攻めてくると、どうしても冷静になれずに焦ってしまうんですよね…。

実戦でのCCTチェックリスト

では、実戦でどのようにCCTを用いるのでしょうか?
基本的に、自分の手と相手の手に対して以下のように考えます。

  • チェックはあるか?
  • 駒は取れるか?
  • 脅威はあるか?

自分または相手からのチェックする手については最優先に考えます。
続いて、駒を取ることができるかどうかを確認します。
そして、有利な展開に持ち込むことができる脅威を与えられるかどうかを考慮します。

たったこれだけ。
ただ、これらを常に意識するだけで、指し手の精度はグンと上がること間違いなしです。

CCTだけで勝てるようになるの?レートは上がる?

CCTを意識して指すことで、決定的なミスを犯す可能性は減るでしょう。
ただ、これだけで勝てるとは限りません。

特に、オープニング、タクティクス、エンドゲームの技術も要求されるためです。
確実に勝つためには、相手をチェックメイトまで持っていく必要がありますよね。
そこに至るまでの過程を有利に展開するのに、オープニングやタクティクスがあるのです。

タクティクスについては、毎日数問でも良いので解く習慣を身につけると良いです。
数をこなしていくうちに、徐々に良い手を見つけられるようになってきますよ。

まとめ:CCTを意識して相手の立場を考慮してみよう!

今回の記事では、チェス初心者が意識することとしてCCTを紹介してみました。
CCTというのは、Checks・Captures・Threatsのことでしたね。
自分だけでなく、相手からのチェック・駒取り・脅威を確認する必要性についてまとめました。
今日からあなたも、「自分が指す」ではなく「相手なら何を指す」という視点でも盤面を眺めるようにしてみましょう。

私はまだレート500未満ですが、『相手の候補手が見えない』という課題に対して、CCTという考え方は非常に役立つと感じました。
これからもしばらくは、毎手CCTを確認することを意識して対局していこうと思います。